肥満症って何?肥満症になったら…

肥満症

 

肥満症の定義

 

一般的に「肥満」というと、単に体形がふくよかな男性、女性を思い浮かべます。

 

しかし、単に体重が重ければ肥満というわけではなく、身長に対する脂肪の蓄積量が非常に多くいわゆる体脂肪率の高い人のことを指します。

 

そして「肥満症」といった場合には、単なる「肥満」ではなく、治療を必要とするレベルの肥満ということになります。

 

「肥満症」はただ太っているということではなく、れっきとした「病気」なのです。

 

体脂肪とは

 

体脂肪は、寒さから体温を保つ断熱効果や内臓を保護するほか、エネルギー保存のために必要なもの。

 

適度にあるのならば病気ではなく問題はありません。

 

ですが、肥満過多になると、さまざまな健康を害する悪影響を体に及ぼすようになる健康障害を引き起こします。

 

ただ、最近では生活習慣病を引き起こす脂肪は、皮下脂肪より内臓脂肪にあるという研究結果が出ています。

 

これを、「内臓肥満型肥満」と呼びます。

 

肥満症の原因

 

では、どうして肥満症が起きるのでしょうか?

 

まず、一番簡単な理屈でいいますと摂取するカロリーと消費するカロリーのバランスが悪いということ。

 

ご存知のとおり、摂取するカロリーが上回ると、それが脂肪として蓄積されていきます。

 

摂取するカロリーは食事から。

 

消費するカロリーは、体温の維持や、呼吸、運動等の基礎代謝が影響しています。

 

普通ならばこのバランスが維持されるのですが、加齢による筋肉量の低下や運動不足によってエネルギーの消費が少なくなっているのに、エネルギーが高い食事を摂取し続けることにより、不必要に体重が増えていってしまうのです。

 

満腹中枢を阻害するものとは

 

もともと人間には「満腹中枢」というものがあり、太りすぎを防ぐようにできています。

 

なのに肥満になってしまう人がいます。

 

昨今、その「満腹中枢」働きを阻害する原因がわかってきました。

 

その大きな原因はストレスです。

 

強いストレスを感じたときに、それを発散するべく食べ過ぎてしまうようなのです。

 

これを、「気晴らし食い症候群」と呼びます。

 

さらに、食べ過ぎることにより胃が大きくなり、少ない食事では満腹感が得られなくなり、更に過食を繰り返す悪循環に陥ってしまうのです。

 

肥満症の改善方法

 

肥満症から適正な体重の基準値に戻すには、どうすればいいのでしょうか?

 

まずは、食事の回数をちゃんと1日三食に分けること。

 

体がエネルギーを吸収しやすい夕食にカロリーを控えた食事をとり、逆に一日の活動時間でエネルギーを消費しやすい朝食や昼食に、栄養バランスの取れた食事をしっかり食べる食生活にします。

 

そして大事なのは、やはり、適度な運動をすることです。

 

運動不足になると体はエネルギーの消費をスムーズに行えなくなります。

 

特に運動不足は、筋力の低下をもたらし、体温を維持したりするための基礎代謝が減ってしまいます。

 

肥満症の人はまずは、適正な食生活と適正な運動をすることが、健康的な体に戻す一番の改善方法と言えます。

 

肥満が肥満を呼ぶ悪循環は、なかなか断ち難いかもしれませんが、生活習慣病予防には大事なことです。

 

さらに、毎日体重や体脂肪率を測る習慣をつけるといいでしょう。

 

市販されている体脂肪率が自宅で測れる体重計は、生体インピーダンス法といって、体に微弱な電流を流して体脂肪をはかるのですが、まだまだ正確性に欠けるようです。

 

が、大まかにでも毎日体重をはかることで、ダイエットなどの指針にはなります。

 

 

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